09/03/14 20:00:14
■「まず海賊退治から… 武器使用拡大」
<アンカー>
日本は、北朝鮮が発射するのが人工衛星であってもこれを迎撃するという立場を重ねて
明らかにしています。こうした中、海賊退治のために自衛隊を派兵して武器を使用できる
法案を閣議で通過させました。自衛隊の護衛艦は今日ソマリアに発ちました。東京から
で金サンウ特派員がレポートします。
<レポーター>
現在、海外に派遣された自衛隊が武器を使用できるケースは、国連平和維持活動中の
正当防衛など非常に限定的です。しかし今後は、海賊を退治する場合であれば制限が
ほとんど解けました。例えば海賊と推定される船舶を停止させるためであれば、船体や
乗員に対して武器を使うことができます。ずいぶん前から自衛隊の武器使用範囲拡大
を推進してきた日本政府は、このような内容の「海賊対策法」を閣議で通過させました。
更に、特捜部隊員など合計400人余りが乗り組んだ自衛隊の護衛艦2隻が、ソマリアへ
出発しました。約3週間後から警護活動に入ります。新法案では、日本関連の船舶は
もちろん、外国船舶も武器を使って海賊から保護できるようにしています。
<録画:浜田靖一/日本の防衛大臣>
「日本を含む国際社会に対する脅威であり、早急に対応すべき課題です。ソマリア沖の
海賊に対処するための応急処置です。」
<アンカー>
この法案は今後、自衛隊を今回にような特別法制定ではなく、いつでも海外に派遣でき
るようにするいわゆる「恒久法」の制定にむけて大きな影響を及ぼすと予想されます。
日本は、戦争放棄を宣言したいわゆる平和憲法を持っていながら、2007年に防衛庁を
省に昇格させるなど、集団的自衛権行使を推進してきています。
武器使用を拡大する法案が用意され、自衛隊艦艇はソマリアに出発しました。現在、北
朝鮮は人工衛星を発射すると宣言した状態です。
日本の軍事大国化への?歩みに一層弾みが付くことは確かです。
東京からYTN、金サンウがお伝えしました。
▽ソース:YTNニュース(韓国語)(2009-03-14 15:06)
URLリンク(www.ytn.co.kr)
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▽動画: mms://navernews.hvod.nefficient.co.kr/navernews/0001/2009/0314/00242056.wmv
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