09/03/13 22:02:15
両親の不法滞在を理由に国外退去を迫られていたフィリピン人少女の問題です。入国管理局に出頭した少女は、
改めて家族3人で残りたいと伝えましたが、入国管理局の方針は変わらず、家族は少女1人が日本に残ることを受け
入れました。しかし、今回の入国管理局の対応は日本も批准している子どもの権利条約に違反する疑いが強いと、
警鐘を鳴らす専門家もいます。
(中略)
「親子を分離してのり子さんだけ残すとなった場合に、子どもの権利条約違反の疑いが非常に強い事例」
(子どもの人権問題に詳しい山梨学院大学 荒牧重人 教授)
荒牧教授は、子どもの最善の利益を図るという原則は、入管法の運用においても守られなければならないと話します。
「“条約”は憲法よりは下位だけど、入管法よりも上位にある法体系ですね。今回ののり子さんの場合は、日本で生まれ
日本語で生活し、日本文化の中でアイデンティティーをつくっている。そうしたものを保障することが“最善の利益”になる」
(子どもの人権問題に詳しい山梨学院大学 荒牧重人 教授)
ソース:TBS 記事の一部抜粋
URLリンク(news.tbs.co.jp)