09/03/13 20:31:32
親子で一緒に暮らす願いはかなわず、両親は娘を置いていく決断をした。一家そろっての在留特別許可が認められ
なかった埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)一家が13日、日本で生まれ育った中学1年生の
長女のり子さん(13)を残し、両親は帰国する意思を東京入国管理局に伝えた。
収容されていたアランさんも釈放され、一家は東京・霞が関の司法記者クラブで会見。アランさんは「残念だが、みな
さんのおかげでここまで来られた。本当にありがとう」と感謝の気持ちを述べた。のり子さんは「家族3人で日本にいた
かったので、うれしい気持ちはありません。でも、日本で勉強を続けたい」と目に涙を浮かべた。
アランさんと妻のサラさん(38)はのり子さんの2年生の始業式に出席し、4月13日に帰国する。のり子さんには3月
中にも在留特別許可が出る見通しだ。今後はサラさんの妹が蕨市に引っ越し、監護者となる予定。
帰国した両親は再入国が5年間禁じられるが、森法相は1年ほど過ぎれば、親子面会のためであれば特別に入国を
認める姿勢を示している。
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ソース:朝日新聞