09/03/13 01:11:45
北朝鮮、衛星打ち上げをITUに無届けか
衛星が民生用の場合、各国は電波の周波数の割り当てを行っている国際電気通信連合
(ITU、本部ジュネーブ)に対し、打ち上げ前に届けなければならないが、日本の総務省によると、
北朝鮮は今回の衛星打ち上げの計画について届け出ていないとみられる。軍事用の場合は
必要ない。
総務省によると、北朝鮮はITU条約加盟国。事前の届け出は、ほかの衛星の電波との混信を
防ぐためで、打ち上げの2~7年前に行わなければならず、届けると加盟国に公表される。
北朝鮮は計画の目的について「宇宙開発」としている。同省によると、1998年8月の長距離
弾道ミサイル「テポドン1号」発射の際も、ITUに届けていなかった。
日本の外務省によると、北朝鮮が「必要な資料を通報(提出)した」とする国際海事機関
(IMO)は、通報を受けた場合、該当する海域に航行警報を発令。そのため、各国には打ち
上げの少なくとも5日前までに届けるよう定めている。国際民間航空機関(ICAO)には何日
以内との規定はないが、航空機の安全のため事前通報を義務付けている。
ソース:nikkansports.com
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