09/03/10 13:03:43
ケンカ上等！安田理、山東戦へ闘志／ＡＣＬ
【フォト】７日、千葉戦に出場したＧ大阪・安田理大
クラブアジアＮＯ・１を決めるアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は１０日、開幕する。１次リーグＦ組の
Ｇ大阪は、大阪・万博で山東（中国）と対戦。９日は万博練習場で最終調整を行った。右ＳＢにコンバート
される日本代表ＤＦ安田理大（２１）は、ケンカサッカーでアジア連覇に挑む。初出場でＥ組の名古屋は、
アウェーで蔚山（韓国）と激突する。
やられたら、やり返す。自慢の金髪でバッチリ決めた安田理が、闘争心をむき出しにした。
「けられたら、けり返すぐらいでいかないと。球際で負けてたら話にならない」
練習前にミーティングを行い、相手の特長を確認。先発全員が身長１メートル８０超を誇り、ファウル
覚悟で削りにくる山東のスタイルを見て、苦い記憶がよみがえった。
日本代表として出場した昨年２月の東アジア選手権・中国戦で、相手ＧＫとの接触プレーで胸部に
“ドロップキック”を食らって負傷交代。中国流の荒っぽいサッカーの洗礼を受けた。だから受けて立つ。
ケンカ上等の構えでピッチに向かうつもりだ。
「去年のクラブＷ杯で英国の記者が『ガンバのサッカーはきれいすぎて面白くない』と言ってたらしい。
だから今年は厳しく、『ミットゥーゾ』でいくよ」と、狂犬の異名を持つイタリア代表ＭＦガットゥーゾに例えて、
武闘派転身を予告した。
ＤＦ加地の負傷離脱によって、右ＳＢにコンバートされた。豊富な戦力を生かすため、７日の千葉戦（フクダ）
から先発４人を入れ替えるターンオーバー制を敷く。
たくましさを増したアジア王者が、連覇に向けて力強い一歩目を踏み出す。（川端亮平）
2009.3.10 05:04
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