09/03/03 23:31:06
◆WBC:不況の影響で中継が難航
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中継のための
地上波テレビ局の契約条件が、第1回のときに比べ3分の1程度に
大幅にダウンしたことから、WBCの中継が難航している。
WBCの放映権を持つIBスポーツの関係者は2日、
「地上波テレビ局3社を代表するKBSが最初に提示した条件を譲らないために、
交渉がなかなか進展しない状況」と語った。
KBSが示した条件は、東京で行われる第1ラウンドの放映権料70万ドル
(約6800万円)と米国で行われる第2ラウンドの放映権料20万ドル(約1950万円)
の計90万ドル(約8750万円)。
この額は2006年の第1回大会の36%にすぎない。
地上波3社は第1回大会の際、第1ラウンド、第2ラウンドが各75万ドル(約7300万円)、
準決勝と決勝がそれぞれ50万ドル(約4850万円)の計250万ドル(約2億4300万ドル)
で契約を結んだ。KBSの交渉実務者は「広告事情が非常に悪いため」と話した。
一方IBスポーツは今回、地上波テレビ局に対し、放映権料として300万ドルを
提示した。第1回大会の成功による放映権料の上昇分を上乗せしたと考えると、
第1回大会とほぼ同じ水準、とIBスポーツは説明している。IBスポーツはネットを
通じた無料中継も検討したが、天文学的なネットワーク費用がかかることから断念。
代わりにインターネット中継サイトのMgoonを通じて一人3300ウォン(約200円)の
有料サービスを行う。
第1回大会で放映権を取得したケープルテレビのXportsは、3時間遅れで中継を
行う予定だ。高錫泰(コ・ソクテ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2009/03/03
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