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【民主党解剖】第1部「政権のかたち」(1)「小沢首相」は大丈夫か (1/6ページ)
2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。
党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。
カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゆうりん)した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる-。
あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。
外交・安全保障をめぐる小沢の「危うさ」が露呈し始めている。
2月24日、記者団に「米海軍第7艦隊で米国の極東の存在は十分だ」と語り、波紋を広げた。
「対等の日米同盟」を土台に、日本の防衛力増強を志向すると受け取れる発言の真意を、
側近は「安保論議を活性化させようとして投じた一石だ」と代弁する。
だが、党内にも「先を見据えない、浅はかな言葉だ」(幹部)との批判が出ている。
「民主党に国民は不安も抱いている」。1月18日、民主党大会で国民新党代表、綿貫民輔はこう指摘した。
民主党が政権に王手をかけたいま、小沢が唐突に繰り出す持論は、野党の足並みも乱している。
産経新聞 記事の一部抜粋
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
2009/03/02(月) 00:32:33
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