09/03/01 15:01:34
■青瓦台秘書官:「親日・反日曖昧」
青瓦台(大統領府)秘書官が三・一節を前に忠尚南道天安市の独立記念館を訪問した際、「親日と
反日の境界は曖昧だ」という発言をして物議を醸しています。
青瓦台の李サンモク請願制度改善担当秘書官は先月26日、独立記念館で独立有功者団体会員
らと会った席で、「我が国は、ドイツと戦争したフランスとは違う。国の運営に失敗して植民地になっ
たので、親日と反日の境界が曖昧だ」と発言しました。
李秘書官はまた、「インドのマハトマ・ガンジーは、イギリスの先進紡織技術を学ぶべきだったが、
糸紡ぎを選択した。我が国など植民地になった国々の独立運動には専門性があるべきだったが、
そうではなかった」と述べました。また、「当時、親米と自由経済路線を選んだ李承晩(イ・スンマン)元
大統領が大統領になったから、大韓民国は建国と発展に成功した」として、李元大統領を再評価
する作業を行なうべきだと述べました。
これに対して独立有功者団体関係者らが反発すると、李秘書官は「今後は親日清算よりも、独立
運動家を顕彰する方向で独立運動を記念すべきだという主旨の発言だった」と釈明しました。また
「ガンジー発言」については、「先進技術で学ぶべきものは学ばねばならない」という意味だったと
説明し、「李承晩元大統領のようなエリートがいたことで我が国は成功できたということを強調した
ものだ」と述べました。
▽ソース:YTNニュース(韓国語)(2009-03-01 12:54)
URLリンク(www.ytn.co.kr)
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■青瓦台秘書官、「植民地近代化論擁護」で物議
青瓦台秘書官が三・一節を前に独立記念館を訪問した席で、「植民地近代化論」を擁護したと解釈
できる発言をして物議を醸している。(訳注:植民地近代化論とは、「朝鮮の自生的近代化は不可能
であり、日本の統治によって近代化が可能となった」とする学説。これの反対が内在的発展論。)
独立有功者団体会員らが1日明らかにしたところによると、青瓦台の李サンモク請願制度改善担当
秘書官は先月26日に忠尚南道天安市の独立記念館を訪問した際、いわゆる親日派問題に関して
「当時としては不可避な部分もあった」という主旨の発言をしたということだ。<中略>
李秘書官の発言を伝え聞いた独立有功者団体関係者らは、「親日不可避論」や「植民地近代化論」
にあたる発言を「独立運動の聖地」でするとは独立運動先烈を侮辱するものだ」として強く反発した。
ある独立有功者関連活動の関係者は、「フランスではナチス占領期間が短かったのに対独協力者
を全員処断し、こうした土台の上に現在のフランスがある。我が国では日帝強占期が50年近くあった
のに、これをきちんと処断できず、歴史歪曲が頻繁だ。李秘書官の発言は到底ありえない話」とした。
こうした論難について李秘書官は先月28日、聯合ニュースの電話取材に対して、「植民地近代化論
の肩を持ったわけではない。独立運動をした人々をきちんと顕彰するのは何より重要だが、親日問題
を問題化しつづけるのは正しい方向ではないという意味だ」と釈明した。<中略>
李秘書官は「ガンジー発言」について、「(インド人たちは)当時イギリスの発達した紡織産業を学ぶ
必要もあったのではないかという点を指摘したものだ。門を完全に閉ざして自主的に生きようとしたら
解放後に経済に及ぼす(悪)影響が大きい、という次元で述べた発言だ」と釈明した。<後略>
▽ソース:聯合ニュース(韓国語)(2009-03-01 09:00)
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