09/02/27 22:51:45
台湾高速鉄道の営業に危機 3月16日から減便、給与カット
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世界的な経済危機と国内の不景気に見舞われている中で、
台湾高速鉄道の営業にも重大な危機が訪れている。
乗客の大幅な激減により、台湾高速鉄路公司は巨大な赤字に苦しんでいる。
今日の15時半から行われた記者会見では、2007年の開通以来初となる
減便と給与カット措置が発表された。
減便の規模は現在の本数の約13%にあたる。
また同時に殷董事長は2月から既に給与の受け取りを返上し、
欧執行長も3月から20%カット、副総経理クラスは15%、経理クラスは10%をそれぞれ減給する。
台湾高速鉄道は開通以来本数を次第に増便させ、現在では毎日双方向から
132~142本が運行している。しかし、突然今日になって初の減便措置が発表されたことは、
経済の後退の深刻さが交通運輸業にも影響を及ぼしていることを表している。
高鉄はこれまで無給休暇を行ってこなかったが、
今日発表の給与カットで難局を乗り切ろうとしている。
高鉄は、利用者の利便を軽視しているわけではないと強調し、減便措置の公表後、
新たな割引措置の発表を予定しているという。
高鉄は営業開始以来、既に539億元の損失を出しており、これは資本金の半分に相当する。
また、不景気の影響を受けて、先日は大株主の中国鋼鉄が投資を引き上げる決定をしていて、
これによってさらに57億元を失うことになる。
★ ソースは、中国時報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
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