09/02/26 22:46:18
武器転用可能な装置、迂回輸出図る?…北系商社を捜索
大量破壊兵器に転用可能な磁気測定装置をミャンマーへ不正輸出しようとした疑いがある
として、神奈川県警は26日、外為法違反(無許可輸出未遂)容疑で北朝鮮系の貿易商社
「東興貿易」(東京都新宿区)など数か所の捜索を始めた。
県警はミャンマーを経由して北朝鮮に不正輸出を図ったとみて、裏付けを急いでいる。
ミャンマー経由のルートが浮上したのは初めてという。
捜査関係者によると、同社は昨年、経済産業省の許可を受けずに、核兵器やミサイルなどに
転用可能な製品の輸出を禁じる「キャッチオール規制」の対象となる磁気測定装置をミャンマー
に輸出しようとした疑いが持たれている。経産省から輸出申請の手続きが必要だと通告され
輸出を止めたが、今年に入って別の東南アジアの国を迂回(うかい)してミャンマーに輸出しよう
としたという。
北朝鮮とミャンマーは2007年4月に国交が回復され、協力関係が強いとされている。
北朝鮮では、07年の国際原子力機関(IAEA)の査察で、日本製の真空ポンプがウラン濃縮
装置に転用されていたことも発覚している。
ソース:YOMIURI ONLINE
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