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2009年2月25日、重慶市の「重慶商報」は、23日に市内で発生した愛犬失踪事件について報じた。
23日午前11時、飼い主の劉(リウ)さんはいつものように愛犬のラブラドール・レトリバーのQちゃん
を連れて散歩に出かけた。途中の草むらでリード(引き綱)をはずしてQちゃんを遊ばせていたのだ
が、そのうち犬の姿が消えてしまった。劉さんは必死になって近くを探し回ったが見つからない。
家にも戻っておらず、友人も一緒にQちゃんを探していたところ、通行人の1人が「近くの建設現場
で働く作業員がそれらしい犬を引きずっていった」と証言。午後1時頃にようやく作業員たちの住ま
いを探し当てたが、そこで劉さんは変わり果てた姿の愛犬と対面することに。
Qちゃんはバラバラに切断され、皮もはがされて「犬鍋」の具になっていた!そして鍋の周りを3人の
作業員と1人の子供が取り囲んでいた。劉さんが問い詰めると、犬の肉は近所の仲間と分けあった
と説明。「残りの足2本は返すよ」と彼らは言うが、すべての骨を集めると足はまだ2本足りなかった。
Qちゃんは時価2万元(約26万円)もする高級犬。劉さんは作業員らに損害賠償を請求するかまえ。
作業員らは全員出稼ぎ労働者で、「交通事故にあって死んだ犬の肉をみんなで食べただけ」と話し
ている。法律の専門家は「犬を殺して食べたならば彼らに時価相当の損害賠償の責任があるが、
死んだ犬の肉を食べただけなら肉の価値だけ賠償すればよい」と説明している。(翻訳・編集/本郷)
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