09/02/24 10:36:50
日本政府は常任理事国入りを希望している。これに対し、中国政府は反対に意向を示している。
このブログは日本の常任理事国入りに対する中国の対処法を考察するものである。以下はそのブログより。
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日本政府は数年ごとに「常任理事国入り」問題を持ち出してくる。日本の常任理事国入りは百害あって一利なし、
仮に現実となった場合、中国にとってはまさに後の祭りであり、国際政治上の失敗を意味する。
表面上から見た場合、日本常任理事国入りを支持している国家はアメリカ・イギリス・フランス、反対派ロシア、
不快感を示しているのは中国だが、実際のところ、日本の常任理事国入りを本当の意味で望んでいる国は存在
しない。アメリカに追随する日本政府ではあるが、アメリカにとっても日本が常任理事国に加わることは微妙なことだ。
常任理事国が一国増えるということは、実質事項(非手続事項)についての拒否権が一つ増えることを意味する。
この拒否権は天から降ってくるものではなく、先人たちが生命と鮮血を以って獲得したものである。
つまり全世界のなかで崇高・正義の国家の証であり、第二次世界大戦で卓越した貢献のあった5つの国家に対して
与えられた栄誉と地位なのだ。国際上、拒否権が一つ増えるということは、各国にとって自ら面倒を引き起こすことと
同じことである。最も聡明なやり方は、「常任理事国入り」を餌に、尖閣諸島(中国名:釣魚島)で日本を釣り上げると
いうことだ。日本政府に対し、尖閣諸島を占拠し続けるのであれば、中国は「常任理事国入り」に対して確実に反対
するということを明確に表明するのである。
しかし、尖閣諸島を中国に返還した場合の見返りについては明確に表明する必要はない。
我々は日本の常任理事国入りに対して、「不支持,不反対,不表態(態度を表明しない)」という三不政策を取れば
よいのである。この中でカギになるのは、実質的には支持はしないが表面的には反対しないという不表態となるだろう。
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(出典:胡栄栄的博客BLOG意訳編集)
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写真は日本の常任理事国入りに反対する署名活動を行う北京市民。05年3月撮影。(編集担当:畠山栄)
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ソース:サーチナ
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