09/02/23 12:44:05
北、射程3000キロの新型中距離ミサイルを配備 韓国国防白書
韓国国防省は23日に、「2008年版国防白書」を発刊し、1990年末から開発してきた射程
3000キロの新型中距離ミサイルを2007年に実戦配備したと明記した。オーストラリアや
インド、ロシアの一部が射程に入るとしている。
白書は隔年に刊行され、保守の李明博政権発足後初となる今回の国防白書では、北朝鮮を
「主敵」とする表記が復活するかどうかが注目された。だが、「主敵」の表現は使わず、「直接的
で深刻な脅威」と記述した。南北関係が悪化する一方で北朝鮮を刺激しない表現にとどめた
形だ。
以前は「主敵」の表現が使われていたが、北朝鮮の反発で、対北融和政策を掲げた盧武鉉
政権下の2004年版で初めて削除され、代わりに「直接的軍事脅威」の表記になった経緯が
ある。2006年版では、「わが安保に対する深刻な脅威」と表記されていた。
北朝鮮に関する表記では、2006年版で表記された「(北朝鮮が)核兵器1、2個を製造したと
推定される」という文言も今回削除された。北朝鮮が自らを「核保有国」と主張していることを
めぐる論議を避けるためとみられる。
ソース:MSN産経ニュース
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