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2月22日(ブルームバーグ):タイ・プーケットで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)
プラス3(日中韓)財務相会議は22 日、外貨融通枠を1200億ドル(約11兆2000億円)に
拡大することで合意した。世界的なリセッションが深刻化する中で、参加各国の通貨を
防衛するために活用できる。
外貨を融通し合う「チェンマイ・イニシアチブ」については、多国間の枠組みとし、融通枠を
800億ドルとすることが昨年5月に決まっていたが、総額で50%増加となる。
同会議は共同声明で、「資本流入」の大規模な逆転が「金融市場に悪影響を与えており、
成長見通しを損なう恐れがある」と指摘。「これが世界的な景気下降で既に弱っている
地域経済にとって、重大な下振れリスクとなる可能性がある」との認識を示した。
日本と中国、韓国の3カ国が総額の約80%、残りをASEAN10 カ国が負担する。各国の
具体的な負担額は依然議論が続いている。
URLリンク(www.bloomberg.com)