09/02/22 21:34:48
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六十歳を越えた日本人「晩学の徒」が高麗大で韓国史専攻で大学の卒業証書を受ける。
高麗大は22日、日本人であるイワタ・ススム(65・写真)が25日開かれる学位授与式で韓国史学科で
学士の学位を受けると明らかにした。イワタが韓国史に興味を持つようになったのは、30年前にある
博物館で見た百済時代の美術品のためだ。
イワタは「博物館を通じて韓国と日本の古美術品を比べて見たら、日本の古代文化が韓国に由来し
たという話を実感した。日本文化の根である韓国文化と歴史について必ず学ばなくちゃいけない、と
決心した」と述べた。
以後30年間、韓国を77回も訪れ、日帝時代の現場と博物館などを踏査したイワタは2005年、会社
を定年退職した後、2006年に高麗大に編入した。イワタは「大学生活中に高麗時代の三別抄抗争が
起きた全羅南道珍島踏査が一番記憶に残っている。三別抄抗争はモンゴルの日本侵略を大きく遅延
させたが、日本にはよく知られていなかった」と言う。
イワタの卒論タイトルは『日帝後の朝鮮農業永住渡航日本人の永住渡航過程と生活様相』だ。彼は
「両国関係が発展しようとすれば韓・日関係の歴史についてよく知らないといけない。近代化の過程で
両国国民の生活がどういうふうに変わったのかについて勉強したかった」と述べた。イワタは28日、
日本に出国する。
ソース：京郷新聞(韓国語) 60代日本人‘韓国史’で学士学位
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