09/02/22 09:19:10 BE:269055825-2BP(2222)
ウォン.ドル為替レートが1,500ウォン水準を突き抜けて下がるなど非正常的な急落傾向を
持続するや、 外国為替当局が2千億ドルに達する外国為替保有額を壊してでも市場介入に
出る警告を出した。
韓国銀行高位関係者は22日「市場介入可否はその必要性により判断する」としながら
「外国為替保有額が2千億ドルの下に行く事は介入において全く考慮の対象ではない」と話した。
韓銀の他の関係者も「外国為替保有額2千億ドル線に大きい意味がありはしない」としながら
「市場状況により2千億ドルの下へ行く事もあり得る」と説明した。
このような立場は、もちろん企画財政部とも調整されたと見られる。 財政部高位関係者はこの日
「心理的な面のために外国為替保有額を使用できないのではないかという見解が一部にあるが、
外国為替保有額は全額使用可能で非常時と判断されればいつでも使える」と話した。
彼は「過去に2千億ドルは守られると政府高位要人が話した事があって、あたかもこれを越えて
はいけない線のように認識されているようだがそうでない。2千億ドル線に意味を与えないでくれ」
と話した。
外国為替当局のこういう立場は外国為替保有額2千億ドルを維持するために、為替レートの
非正常的な下落を放置することはないというメッセージと解説される。これまで外国為替当局は
外国為替保有額が2千億ドルの下へ行けば将来の危険に対する対応能力が喪失されるという
指摘を意識して、保有額を通した市場介入を慎重にしてきた。
「2千億ドル マジノ線」は短期外債と残存満期1年未満の流動外債が2千億ドルに昇るので、
流動外債が一度に抜け出る場合に備えてこの程度の外国為替は持っていなければならないと
いう論理により形成された。
韓銀は必要ならばウォン?円通貨スワップ資金を利用するのも可能だと明らかにした。 韓銀
関係者は「ウォン-元通貨スワップ協定はまだ具体化されていないが、ウォン円スワップ資金は
市場状況により使うことができる」として「しかし韓米スワップ資金のように直ちに引き出して
使うという意味ではない」と付け加えた。
韓銀は昨年12月に中国と260億ドル相当のウォン-元通貨スワップを日本と200億ドル相当の
ウォン円通貨スワップを各々締結し、これは市場安定にある程度寄与したという評価を受けている。
金融監督院は外国為替市場不安が増加されることによって国内銀行の外貨借入現況を精密
点検することにした。
金融監督院関係者は「東ヨーロッパ国家のデフォルト可能性が膨らむどグローバル信用収縮が
深刻化されている」として「国内銀行の外貨借入現況を再点検する方針」と明らかにした。
今年満期到来する銀行業界外貨借入350億ドルのうち100億ドルが来月に集中した。また銀行
業界総外貨借入850億ドルのうち25%が西ヨーロッパ金融会社で調達した資金であり、今年
上半期に満期到来する規模は100億ドル水準だ。
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