09/02/21 16:09:04
日本の空港は美味しくて楽しい 楽しい場所が
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台湾桃園国際空港のレストランは、「食べにくい上に高い」と批判される。
一方、日本の空港のレストランは「美味しいしリーズナブルだ」と好評だ。
両者の営業はいったい何が違っているのだろうか?日本人に聞いてみると、
「日本人は空港を「楽しい場所であることをテーマ」として捉えて営業している」と
異口同音に答えてくれた。なるほど、これで「食べにくい」という声が上がるだろうか?
日本では、空港は単に飛行機で乗客を地方に送り出す場所というだけではなく、
待ち合わせの場所でもあり、大型ショッピングモールもある「楽しい場所」で、
休日には老いも若きも連れ立ってここで時間を過ごす。
東京の中心からさほど遠くない羽田空港では、ほとんどショッピングタワーとも言うべき
経営がなされていて、レストランも有名なチェーン店が入り、法外な値段をふっかけることもなく
一定のレベルを保っている。店の入口もきれいで、旅行客たちは立ち寄らずにはいられない。
一方、台湾の空港の一部のレストランでは、巨額の権利金を払って経営権を買い、
半独占状況で一年そこそこでこれらを回収しなければならないことから、
品質に重きを置くことなく値段が高くなってしまう。
「大したことない牛肉麺が250元もした」という悪評が立つのはこのためだ。
選ばれて空港に入る店の多くは有名チェーン店であり、品質管理も厳格、
このため品質も価格も問題がない。もし指示を聞かなかったり利用者の評判が悪ければ、
すぐに彼らは空港会社によって空港から追い出される。些かの間違いもできないのだ。
飛行機を利用しない人の消費も呼び込むため、日本の各空港は知恵を絞っている。
羽田空港のように市街地に近い空港では、少し遅くまで営業し、
カップルたちが会話しながら夜間飛行する飛行機の離着陸を眺めることができるようにし、
ロマンチックなムードを演出している。
中部国際空港には、飲食店街のほかに空港内に温泉を作り、飛行機を見ながら
風呂に入ることができるようになっている。
[ 記者:東京特派員陳世昌 ]
(02/21 08:25)
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLリンク(www.udn.com) (中国語・繁体字)
★ 画像。
・中部国際空港の「宮の湯」。台湾の空港には無いような高級なサービスだ。
URLリンク(www.udn.com)