09/02/20 10:04:03
(写真)
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ある海外PC保安会社が新たに診断したウイルスで、『キムチ(Kimchi)』と言う名前を
付けて興味を集めている。
アメリカの保安会社『SOPHOS』は最近、自社のHPのウイルス・スパイウェアなどの
情報を提供する『保安分析(Security Analyses)』コーナーを通じ、『W32/Kimchi-A』、
『W32/Kimchi-B』というウイルスを掲載している。別名、『キムチウイルス』である。
『-B』は変形を意味する事だと思われて、SOPHOSは去る17日と18日から、それぞれの
ウイルスに対する治療機能の提供を開始した。
このウイルスは、『Virutウイルス』の変種だと伝えられた。Virutウイルスは去る2006年
6月に初めて発見されて以降、2007年の初旬まで保安会社に申告された被害件数
1、2位を占めるなど、悪名を轟かせたウイルスだ。
Virutウイルスの原型または変形に感染したPCは、遠隔操作によって特定のサイトに
大量のトラフィックを誘発させ、インターネットの接続がかなり遅くなる。また、トロイの
木馬など、いくつかの悪性コードを一度にダウンロードしたり、感染したファイルは元
から実行出来ない場合もある。
SOPHOSのHPでも、「遠隔使用者に命令を受けるため、IRCサーバーに接続を試みる」
と説明されている。
コンピューターがハッカーの指定した『IRC(Internet Realtime Chat=インターネット・
リアルタイム・チャット)』のサーバーに接続すると、コンピューターの操作権がハッカー
に渡る事が可能だ。
これを知った韓国のネチズン達は、ウイルスの診断名に『キムチ』を付けた事に対し、
怒るというよりも単に面白いという反応だ。大部分が「三枚肉ウイルスは無いの?」、
「日本のキムチじゃ嫌なので良かった」など、機転の利いた反応を見せている。
このウイルスが韓国でも被害を発生させるかは分からないし、SOPHOSがなぜ既に
知られたVirutウイルスに対し、あえて『キムチ』という診断名を付けたかはまだ
分からない。
ソース:国民日報KUKIニュース(韓国語)
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