09/02/20 19:35:46 4/5xihQ/
>>254
キリスト教徒だったしなぁ。
西洋の道徳見て、「ん?これ日本にも合い通づる部分があるな」とか「日本ならこうだな」というところを
紹介して、人種偏見当たり前の時代に、国際社会において「日本という国は、決して西洋に劣るような国では
ないんだよ」と一種弁明してみせたのが武士道ですからねぇ。
そりゃ、理想論だから当然実態に即してない部分もあったけど、一応は当時の日本人の中で「人間かくあるべし」
を語った一番最善の価値観を集めたエッセイだから、諸外国のエリート層に感銘を与えるに十分なものだったし、
後に日本人自身の我々も非常に参考になるものに仕上がっていたりするw
「武士」の名を冠したのは、当時の日本で、西洋で尊ばれる価値観であるところの「ノブレス・オブリージュ」を一番
体現してた(喰わねど高楊枝、という具合に、「意地」でもってノブレス・オブリージュを体現するようにさせられていた)
のが単に武士を職業とする皆さんだったからだしね。