09/02/17 15:07:59
隠岐の島町で100年あまり前にドイツで出版された日本海周辺の地図が見つかり、竹島を日本
と同じ色で示していることから、調査した島根県では、当時、ヨーロッパでは竹島を日本領とする
認識があったとする貴重な資料だとしています。
見つかったのは、ドイツで1901年に出版された縦31センチ、横25センチの地図で、日本海と周
辺の国々を詳しく記しています。隠岐の島町の住民が保管していたもので、島根県の竹島資料室
が先月、内容を調査しました。
その結果、現在の竹島は、当時ヨーロッパで呼ばれていた「リアンクール島」という名で記され日本
と同じ赤い色で塗られていました。ほぼ同じ内容の地図は1894年と1902年にもドイツで出版さ
れたことが分かっており、版を重ねながら、当時、ドイツでは、竹島を日本領と認識していたことが、
うかがえるということです。
竹島資料室では、「当時、ヨーロッパでは竹島を日本領とみていた認識が伺える大変貴重な資料
だ」と話しています。
島根県は、韓国も領有権を主張している竹島について国民の理解を深めるため2月22日を「竹島
の日」と定めていて、ことしも松江市で記念の式典が開かれます。
URLリンク(www.nhk.or.jp)