09/02/17 22:09:05 UCHXIdHw
あるとき、村が大火に包まれる酷い災厄を出しました
実はこの大火、チョンが出した火の粉が原因でした
村人はそのことを知りません
しかし、それでも村人は腹が立ち、悲しみ、それぞれの思いを持て余しておりました
何人かの腕っ節の強い村人が門の近く通りかかったときに自分は焼け爛れた
全く醜く酷い状態なのにチョンはいつものようにこう村人に言いました
おい、憐れな貧乏人ども、何だ、その有様は、酷いモンだ
俺はこの村で一番早く家を建て直し、村一番の金持ちになる、と
これに村人は激怒し、チョンの腕を折り、足を折り、目を潰し、唾を吐きかけ、
口々に罵り、チョンのまわりを取り囲んでおりました
そこにやはり大火で被害を受けましたが、なんとか皆で力を合わせて立ち上がろうと
頑張っているヤマトが通り掛かりました
皆さん、どうされました?これ以上ないくらいに憐れな者にその仕打ちは?と
これに調子にのったチョンがこう言います
おい、ヤマト、お前はいつも俺に金を寄越す、その金がいつも俺を不幸にする
しかし、肉親でもなければ、金を寄越すのはおかしい、お前は俺の弟なのだろう
弟なら兄貴を助けるのは当たり前だ、さぁ、俺を助けろ、全財産すべて寄越せ、と
これを聞いたヤマトは・・・
永遠に続く