09/02/12 09:59:30
「韓国では、出生率の低下による人口減少が米国よりも加速化しており、対策づくりが急が
れる」―。
米高齢化協会(AGE)の設立者で常任理事のポール・ヒューイット博士は11日、江原(カン
ウォン)発展研究院の主催で、春川・世宗(チュンチョン・セジョン)ホテルで開かれたセミナー
「高齢化社会の懸案と課題」に出席し、このように述べた。
同氏は「世界的に高齢化傾向が続いているものの、韓国で高齢化が最も急速に進んでいる。
21世紀半ばに韓国は世界最高齢の国家になるかもしれない」と指摘した。続いて「韓国で出
生率が上がらなければ、2100年には現在の人口の3分の1以下に減り、2200年には総人
口が140万人にすぎなくなる」とした後「人口減少は存在自体を威嚇することから、経済・社会
的な危機を深刻化させるだけでなく、究極的には韓国の国民が地球上で消滅する結果を招く
かもしれない」と警告した。
ヒューイット博士は人口減少を防ぐためには、子ども1人以上の家庭にボーナスや税金の恩
恵を与え、子供のいない世帯に対しては税金を引き上げるべきだと提案した。また▽胎児の
性別に伴う中絶行為を刑事処罰する▽70歳以上の高齢労働者に補助金とインセンティブ
(報奨金)を支給する▽移民を通した人口流入を図る--などの案も必要だと述べた。
▲中央日報(日本語)2009/02/12 09:01:45
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