09/02/12 09:16:19
金融監督院は11日、中小企業向け融資の延滞比率が1月末時点で2.36%を記録し、前年同月末比で1.08ポイント上昇したと発表した。
2005年8月(2.44%)以来3年5カ月ぶりの高水準で、実体経済の悪化が金融機関の不良債権増加につながる兆しを見せている。
銀行全体の延滞比率は前年同月末に比べ0.58ポイント、前月末から0.42ポイントそれぞれ上昇し、1.50%に達した。
同院の朱宰聖(チュ・ジェソン)銀行業サービス本部長は「延滞比率の上昇は景気低迷の余波で、中小企業への融資の不良債権が急
速に増えているため」と説明した。
家庭向け融資と住宅担保ローンの延滞比率はそれぞれ0.82%、0.66%で、前年同月末をそれぞれ0.15ポイント、0.13ポイント上回るにと
どまった。景気低迷がまだ本格的に家庭向け融資の焦げ付きにはつながっていないことを示している。延滞比率の高まりを受け、市中
銀行の不良債権比率は2006年3月(1.19%)以来最高となる1.11%まで上昇した。
ソース: 朝鮮日報 2009/02/12
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