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■「日本文字、新羅に由来」
<アンカー>
日本のカナ文字の母体が、新羅人が漢字を読む際に用いた口訣であると推定できる
手がかりが発見され、韓日両国の学者らが共同研究に乗り出しました。
新羅の口訣が日本文字の形成に直接的な影響を及ぼしたことが明らかになるか注目
されています。洪ジョンピョ記者がレポートします。
<レポーター>
日本のカナ文字の起源だとされる「東大寺諷誦文稿」です。最近、この文書に先立つ
「華厳文義要决」から、新羅の口訣と見られる様々な記号が発見されました。
新羅の表員というお坊さんが記した一種の仏教解説書で、漢字記録とともに黄褐色
の記号が明瞭に記されています。漢字を自国語式に読むための訓点が付されている
ものであり、最近の韓日共同研究によって新羅の口訣であることが明らかになりました。
<インタビュー: 鄭ジェヨン・韓国技術教育大学教授>
「日本式だと解釈すると問題があり、新羅式だと解釈するとずっと積極的で良い証拠が
たくさんあるので…」
<レポーター>
例えば「説経仏義」の場合、「経」の字に付された訓点について日本式に解釈するより、
口訣式に読めば「経を説く仏様の意味」と自然に読めます。
また、最近日本で発見された「華厳経」からも新羅口訣の跡が発見され、当時新羅の
漢文読法が日本にそっくりそのまま伝わっていたことが確認されました。
<インタビュー: 小林芳規(こばやし・よしのり)広島大学名誉教授>
「8世紀の東アジア文化圏を考えれば、日本は必ず新羅の影響を受けていたと十分
考えることができます。」
<レポーター>
韓日研究陣は、今回発見された資料を元に、日本の文字形成に新羅の口訣がどの
ような影響を及ぼしたのかについて共同研究を進める計画です。
KBSニュース、洪ジョンピョがお伝えしました。
▽ソース:KBSニュース(韓国語)(2009.02.11 07:51)
URLリンク(news.kbs.co.kr)
▽動画: mms://newsvod.kbs.co.kr/news/newsplaza/2009/02/11/300k/320.asf
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