09/02/11 19:42:32
英BBC放送の国際局がこのほど行った民意調査によると、「国際社会での中国の印象」は昨年、
マイナス傾向に転じ、欧州を中心に日本、フィリピン、トルコ、エジプトなどの国家で、対中イメージ
の悪化が急速に進んでいることが分かった。一方で調査結果に対して、中国のインターネットでは
反発の声も高まっている。中国新聞社が9日付で報じた。
この調査は世界21カ国、1万3000人に対して行われた。中国がいい影響を与えていると答えたのは
昨年比6％減の39％で、悪い印象を与えていると答えた割合は昨年比7％増の40％で、「いい影響」
を上回った。
地域別では、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、英国、日本、フィリピン、トルコ、エジプトで急速に
印象悪化が進んでおり、ラテンアメリカやアフリカ諸国では「いい印象」が「悪い印象」の割合を上回った。
米国人の持つ中国へのいい印象は32％、悪い印象は52％と、昨年と同じ水準だった。
一方、中国人の抱く欧米への印象も悪化の傾向にある。米国が世界に悪い影響を与えていると答えた
中国人は昨年の46％から58％に増加し、EU諸国が悪い影響を与えると答えたも16％から28％に増加した。
その中でも中国人のフランスへのイメージ悪化は著しく、よい印象は64％から44％に減少した。
このほか、英国やドイツへの印象は好転し、世界によい影響を与えると答えた割合は、英国が昨年比11％
増の67％で、ドイツは昨年比7％増の65％になった。
「対中イメージの悪化」の報道後、インターネット上の書き込みには、「たかだか1万人の意見で何が分かる」、
「一番悪いのは米国」、「私たちは悪いことはしていない。堂々とすべき」など、調査結果への反発の声が
多数を占めた。
しかし一方で「海を汚し、世界の資源をむさぼり、虚勢を張る中国のイメージ低下は納得」と冷静に受け止め
る声もあった。
（編集担当：金田知子）
ソース：サーチナ[2月10日11時46分] 国際的「対中印象」悪化の報道に反発の書き込み続々
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
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