09/02/11 13:44:27
ワシントン(CNN) 米政府高官は10日CNNに対し、北朝鮮がここ数日間ミサイル発射準備を進めている
可能性が、米偵察衛星の撮影画像で明るみになったと語った。現場は北朝鮮が2006年、長距離弾道ミ
サイル「テポドン2」試射に使用した地点という。
画像によると、北朝鮮はミサイル発射に必要な遠隔装置を組み立てている。ミサイルが発射台に移動された
ことを直接示す証拠はまだないものの、ミサイルが移動された場合は懸念すべき事態であり、米アラスカ州の
ミサイル防衛拠点が厳戒態勢に入る見通しだという。
テポドン2は射程2500マイル(約4000キロ)前後とみられているが、06年の試射では発射からわずか40秒後
に落下した。ゲーツ米国防長官は記者会見で、テポドン2の射程が現時点では不明だとコメント。
さらに、北朝鮮が核計画申告の検証方法について6者協議で合意し、非核化に注力することへの期待感を示した。
初外遊となるアジア歴訪の準備を進めているヒラリー・クリントン国務長官は、暗礁に乗り上げた6者協議の
再開を目指し、訪問各国と協議する予定。クリントン長官は10日、米国が6者協議を引き続き推進する
考えを明言するとともに、近隣諸国に対する挑発的行動について北朝鮮に警告した。
ソース:CNN
URLリンク(www.cnn.co.jp)