09/02/09 10:14:52 MA87cA49
↓新井さんより、よっぽど稼いでるじゃん(笑)
つうか、安っい仕事しなきゃいいんだよな
やせ細った身体に無精ひげ。 長崎県出身の新井亮さん(25) =仮名= は、ワールドインテック (本社・
福岡) の登録派遣社員として、国東 (くにさき) 市にある大分キヤノン安岐 (あき) 工場でカメラの組み立て
をしています。
「月20万円可 寮完備」。キヤノンの派遣労働のうたい文句です。 請負・派遣会社の事前説明では、月18
万円でした。 寮は、会社が借り上げた民間アパートでした。6畳1間の狭い部屋です。 しかも、寮費が月額
2万6千円も天引きされます。 テレビ、冷蔵庫、布団などの備品リース代も天引きされ、実際の手取りは10万
円そこそこ。「貯金なんてとてもできません」
勤務は2交代制です。 朝5時前に寒さに震えながら、集合場所のコンビニに向かいます。 同じような若者た
ちがどこからともなく集まり、派遣会社のマイクロバスに乗り込みます。彼らは、このバスを “護送車” と呼びま
す。 会話もなく工場に。その仕事は秒単位で追われ、まるで 「刑務所の労働」 のようだといいます。
すき間なく並べられた幅60センチメートルの1人用の作業台。肩を寄せ合うように労働者が作業台の前に立ち
、隣から手渡されたカメラを手にとり、黙々と細かな作業を続けます。 2時間働いて10分の休憩。休憩時間も、
始業5分前にチャイムがなり、持ち場につくといいます。 「タバコ1本も吸えない」。 「毎秒 1.79メートル」。
歩く速さまで管理されています。 通路の側面にはセンサーが設置され、労働者が歩くとスピードが表示されます。
工場と部屋を行き来するだけの生活。寮のある杵築 (きつき) 市に移ってきて3カ月、町を出歩いたことはありま
せん。 休日は、カネも、出歩く “足” もなく、部屋で過ごすといいます。
考えることは? 新井さんは、ちょっと考えて、「今日は食事を何回抜くかということかな」と、ぽつり。 給料日前
は、食べる金も底をつき、いつもおなかをすかしているといいます。
「ほんと、モノ扱いだ。 俺たちをなめている。 日々そう思う。 こんな働き方はもういい。 おれたちを本当になめん
なよ! 」 … 25歳の若者の叫びです。
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