【韓国】鉄スクラップ ウォン安で現代製鉄が支払い繰り延べ要請、一部商社は取引停止処置[02/07]at NEWS4PLUS
【韓国】鉄スクラップ ウォン安で現代製鉄が支払い繰り延べ要請、一部商社は取引停止処置[02/07] - 暇つぶし2ch1:戸締りφ ★
09/02/07 06:07:46 BE:484298892-2BP(222)
2月6日(ブルームバーグ):韓国の鉄鋼大手現代製鉄が、昨年末以降、日本の商社に対して
鉄スクラップの支払い繰り延べを要請したことが判明した。金融危機による自国通貨ウォンの
対円・ドルでの急落で資金繰りが苦しくなっているのが背景とみられる。現金決算が通例の
スクラップ取引では異例の事態で、債権回収リスクを恐れ一部の商社は取引停止した。

  現代製鉄・広報担当のフー・スンミ氏は5日、ブルームバーグ・ニュースの電話取材で、
スクラップの決算手段を即日決済から支払い猶予期間(ユーザンス)付きに変更したことを認めた。

 鉄スクラップ商社のアラエ商会(東京・江戸川区)によると、現代製鉄は昨年末、90日間の支払い
猶予期間を要請してきた。「大企業である現代製鉄の経営に問題はないと思うが、ウォン安と高炉
建設費用がかさんでいるようだ。韓国側金融機関に不測の事態がある場合も懸念されるため、
取引を停止した」(佐野慎治・取締役)という。08年9月以降、ウォンの対円レートは1円=10 ウォン
から15ウォンへと5割ウォン安・円高が進み、韓国国内では輸入コストが跳ね上がった。

 現代製鉄は08年11月以降、ウォン安と鉄鋼減産により、日本商社などに対して鉄スクラップの
出荷延期を要請してきたが「スクラップの新規購入の条件として支払い繰り延べを要請してきた」
(佐野氏)という。

 日本側の対応は様々だ。回収リスクを恐れ、住金物産は「取引を停止した」(原料部の山下道義部長)。
三菱商事系のメタルワン建材は「出荷延期交渉が終了しておらず、それ以上交渉の詳細については
コメントできない」(田中訓朗・製鋼原料部長)、JFE商事は「個別取引についてコメントできない」
(八幡敦・冷鉄源室長)としている。

 韓国は2007年まで日本から年間約330万トンの鉄スクラップを輸入し、日本にとり最大の輸出国。
なかでも現代製鉄は200万トンを購入する最重要輸出先だった。しかし、現在は08年7月末以降輸入を
一時停止。このため、日本から韓国への08年のスクラップ輸出量が前年比30.5%減の236万トンと
大幅に落ち込んだ。代わりに中国向け輸出は前年比で18.5%増え、最大の輸出相手国に浮上した。

 スクラップ需給関係の見通しについて、大和総研の村田崇アナリストは「ウォン安と韓国建材需要の
不振、加えて国内鉄鋼需要の縮小でスクラップ需要は当面低迷するだろう。最近中国向け需要期待で
上昇したが、下落に転じると思う」と指摘する。

URLリンク(www.bloomberg.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch