09/02/06 18:09:14
【ソウル6日聯合ニュース】グローバル金融危機に対処するためのアジア共同ファンド
が、既存の800億ドルから大きく拡大される見通しだ。
企画財政部が5日に明らかにしたところによると、政府は先月にタイで開かれた東南
アジア諸国連合（ASEAN）プラス3（韓日中）実務協議に出席、チェンマイ・イニシアチブ
（CMI）の多国間共同基金を既存の800億ドルから増額することで合意した。
今月末のASEAN首脳会議で具体的な金額を発表する予定。現在のところ、400億ドル
増やし1200億ドル水準になる可能性が高い。
政府は、先ごろ韓米通貨スワップ協定を10月まで延長した上、日本・中国との通貨スワップ
が健在で、有事の際に使えるCMI基金まで増えることから、金融安全網がより堅固になる
ものと期待を寄せている。企画財政部高官は、増額規模は加盟国間でさまざまな意見が
あり、現在は細部の調整を進めていると説明した。
1997年のアジア経済危機を機に協議が始まったCMI基金は、当事国間の通貨スワップ
協定により緊急時に流動性支援を受けられるもの。2000年にASEANと韓日中が合意し、
800億ドルが造成された。当時、基金は韓日中とASEAN加盟国の負担率を8対2と定めた
が、この原則は今回の増額時にも適用され、韓日中が増額分の8割を負担することになる。
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（YONHAP NEWS） - Yahoo!ニュース
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