09/02/06 15:40:27
英BBC放送は6日、各国が世界にもたらす影響に関し、21カ国で実施した世論調査の
結果を公表した。それによると、チベット問題を抱える中国や、グルジアに侵攻したロシア
については「悪い影響をもたらしている」との回答が増加。一方、オバマ政権が誕生した
米国は、否定的意見が依然多いものの、「良い影響」が増加した。
調査はBBCと世論調査会社グローブスキャンなどが昨年11月21日から今月1日にかけ、
21カ国の1万3575人を対象に面接または電話で実施した。
中国は「良い」が39%で、前年から6ポイント減少した一方、「悪い」が7ポイント増の
40%と逆転。ロシアも「良い」が5ポイント減の30%、「悪い」が8ポイント増の42
%とイメージ悪化が目立つ。
米国は「良い」が5ポイント増の40%、「悪い」が4ポイント減の43%。ただ、12
カ国で「悪い」が大きく上回り、依然として厳しい見方も多い。
主要国で最も評価が低かったのは、「悪い」が55%を占めたイランで、パキスタン(53
%)、イスラエル(51%)が続く。
日本は「良い」が前年度と同じ56%、「悪い」が3ポイント増の23%。日本に対しては
16カ国で「良い」が「悪い」を大きく上回り、主要国ではドイツ(「良い」が61%)、
英国(同58%)などに次ぐ高い評価を得た。
時事通信社 2009/02/06 14:38
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