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日本を旅行する外国人は多数おり、欧米人がメインと思われがちだが、実はアジア各国からの
旅行者も多くいるのだ。しかし、ツアーとして合法的に日本に渡航したのち、労働を目的として
ツアーから逃げ、行方不明になる旅行者もいるのだという。
そんな行方不明になる旅行者の中でも、特に多いのが中国人だ。
中国人が日本を旅行する場合、個人旅行は原則として許されておらず、団体ツアーで旅行する
必要がある。その理由としては、中国人が他国に逃亡しないためとも言われているが、明確に
その理由は明かされていない。
日本旅行中に行方不明になる中国人たちだが、期限を過ぎても発見できなかった場合は不法滞在に
なってしまうので「いなくなっちゃった」では済まされない。さらに、その中国人たちを日本でガイドして
いた日本の旅行代理店にも重いペナルティが科せられるのだ。
まず、中国人の行方不明者が出ると、中連協事務局という、中国人向けの旅行を管理している
事務局から外国人向け旅行代理店の加盟店に対して、メールが届く。たとえば3人の中国人が
行方不明になった場合、以下の内容のメールが届く。
「観光庁より平成〇〇年〇〇月〇〇日付で下記の通り通知がありましたので、
中連協規約第5条第2項第3号の規定に基づき、お知らせいたします」
1. ペナルティポイントを課し取扱停止とする旅行会社
〇〇〇〇(株)(〇〇知事登録第〇〇-〇〇号)
2. ペナルティポイント
ペナルティポイント累計:-3点
(内訳)・平成〇〇年〇〇月〇〇日 失そうの発生3人 -3点
3. ペナルティ内容
(1)ペナルティ内容:取扱停止〇か月
取扱停止期間中は、本件団体観光旅行に係る新たな招へい保証を行えないものとする。
(2)取扱停止期間:平成〇〇年〇〇月〇〇日から平成〇〇年〇〇月〇〇日
……つまり、ペナルティのマイナス点数によって、中国からの旅行者を受け入れることが
できなくなる期間が決定されることになる。中国からの旅行者をメインとしている旅行代理店にとって、
非常に痛いペナルティである。
海外旅行を規制している国から旅行者を招き入れる旅行代理店にとって、非常に頭を抱えるこの問題。
いったいどうすればなくすことができるのか、今後の課題となりそうだ。
ソース:exciteニュース(コラム)/Rocketnews24[2009年2月4日 17時39分] 日本旅行中に行方不明になる中国人が続出
URLリンク(excite.co.jp)