09/02/04 13:52:30
【ソウル4日共同】韓国政府関係者は四日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の
部品を積んだ可能性がある列車について、米偵察衛星などから、日本海側の咸鏡北道
舞水端里ムスダンリのミサイル発射施設に近い同道吉州に到着したことを確認したと明らかにした。
聯合ニュースは同日、列車に積まれていた円筒形の物体が既に舞水端里の施設に運ばれたと報道。
ただ政府関係者によると、同施設で発射に向けた特別な動きはない。
列車は一月下旬に平壌近くの軍需工場を出発。積み荷には覆いがかけられており、
ミサイルかどうかは断定できないという。関係者は「米韓などの注意を引くため
意図的に行っている可能性もある」と指摘した。
舞水端里に運ばれた物体がミサイルであっても、発射台への据え付けや、
燃料注入などの準備に少なくとも一―二カ月かかるとみられている。
テポドン2号をめぐっては黄海側の平安北道東倉里トンチャンリの
ミサイル発射施設周辺での発射準備の可能性も伝えられていた。
舞水端里では北朝鮮が二〇〇六年七月にテポドン2号とみられる
弾道ミサイルを発射したが、直後に空中分解、日米などは失敗したと分析している。
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