【中央日報】韓国経済はどこへ向かうのか [02/03]at NEWS4PLUS
【中央日報】韓国経済はどこへ向かうのか [02/03] - 暇つぶし2ch1:ケツすべりφ ★
09/02/03 09:39:10
韓国経済が1970年代以降、世界史で類のない高度成長を遂げたのは、「高品質で安価な」
韓国製品を購入してくれる各国が支えてくれたおかげだ。特に、韓国製品の主要消費市場で
ある先進諸国の経済好況は、韓国の10年余り前の通貨危機克服に十分な役割を果たしてくれた。

この10年間、世界経済はいわば、「グローバルな不均衡(global imbalance)」のおかげで
好景気を謳歌した。米国など先進諸国の積極的な消費により、アジア新興諸国には膨大な外貨が
蓄積され、この資金は再び先進国へ投資される方式だった。

経済学者らは数年前から、このようなグローバル資本主義の不均衡を、「恐怖の均衡」と呼び、
これ以上保つことはできないだろうと警告した。米国に端を発した金融危機の影響で、
このような不均衡が崩れ、先進諸国民が消費余力を失うと、そのしわ寄せが輸出に頼り、
経済規模を拡大してきた韓国を襲った。

さらに深刻な問題は、金融危機を乗り切ったとしても、米国などの世界の過消費諸国は当分、
かつてのような消費パターンを取り戻す可能性は極めて薄いことである。韓国が成長方程式を
変えない限り、金融危機前の経済成長率を維持するのは難しいばかりか、潜在的な成長率も
4%台から2、3%台へと下がりかねない、というのが専門家らの分析である。

●グローバル不均衡時代は幕を閉じるだろうか

世界貿易の不均衡状態は、00年代初頭、ピークに達した。

米国人らは借金までして分不相応の消費に走り、一方で対米輸出で稼いだアジア諸国には膨大な
貿易黒字により外貨が蓄積されていった。その結果、米国の経常収支の赤字は雪だるま式に増え、
1998年2150億ドルが、06年は7881億ドルにまで増加した。

三星(サムスン)経済研究所の朴ヒョンス首席研究員は、「06年まで世界景気が好調を示したのは、
このような不均衡によるものだ」とし、「不動産バブルの間、米国の消費は非常に活発化し、
韓国などのアジア諸国の輸出は増え、景気の牽引車となった」と分析した。

しかし、このような「不安定な均衡」は07年、サブプライムローン(低所得者向けの住宅融資)の
焦げ付き問題で不動産バブルが崩れ始めた。昨年9月から本格的に起こった金融危機は米国のみならず、
日本や欧州などの先進諸国市場の消費パターンを一瞬にして変えてしまった。

一言で、消費を減らし、貯蓄に回したのである。昨年第4四半期(10~12月)の米国貯蓄率は
2.9%へと高騰したが、これは1年前の1%にも満たなかったことに比べれば、膨大な伸び率である。

今回の危機を予想できなかったアジア諸国は、好況の局面で膨大な設備投資により、生産能力を
強化してきたことが災いし、史上初の供給過剰事態に直面することになった。日本ではトヨタ自動車や
ソニーなど輸出企業が、相次いで赤字に苦しんでいる。中国の1月輸出伸び率も、前年同期比
マイナス20%前後と予想される。

ウォールストリート・ジャーナル紙は最近、「日本は数十年間、米国や欧州への輸出依存度を減らし、
国内需要を拡大するべきだと言われてきたが、これを実行に移さなかった」とし、「日本の『輸出バブル』
が崩壊しつつある」と分析した。

対外経済政策研究院(KIEP)も最近出した研究報告書で、「グローバル不均衡が崩れることになれば、
最悪の場合、世界経済はドル暴落や米景気の低迷、米長期金利の高騰、アジア経済の没落などの悪循環に
陥りかねない」と警告した。
(>>2~続きます)


URLリンク(japan.donga.com)


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