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輸出32.8%減…覚悟はしていたが減りすぎた(1)
先月の輸出が過去最大の下げ幅を記録した。知識経済部が2日に明らかにしたところによると、1月の輸出は216億9000万ドルで、昨年の同じ月に比べ32.8%減少した。
政府が月別の輸出統計を取り始めた1980年以降で最も大きい減少となった。これまでは世界的なITバブルの崩壊で景気が低迷した2001年7月に記録したマイナス21.2%が最大だった。
1月は世界的に不況だったことや、昨年は2月だった旧正月が今年は1月になったことで休日が増え、輸出の減少幅が膨らんだ。これにより輸出は昨年11月から3カ月連続で2けたの減少となった。
1月の輸入は246億6000万ドルで、貿易収支は29億7000万ドルの赤字となった。
昨年11月に1000万ドルの小幅の赤字から12月には5億4000万ドルの黒字に転じていたが、また赤字に転落した。
品目別では、1年間で20.2%増加した船舶類を除いてはすべて減少した。
特に 家電(マイナス65.2%)、
コンピューター(マイナス60.4%)、
自動車(マイナス54.8%)、
半導体(マイナス46.6%)
などの打撃が大きかった。
20%前後の減少となった鉄鋼(マイナス18.6%)、
無線通信機器(携帯電話と部品など、マイナス20.2%)は
まだ善戦したほうだった。
世界市場が冷え込み自動車と一部半導体メーカーなどは昨年末から今年初めまで稼働を中断したり生産を減らしている。
船舶は新規発注が急減しているが、向こう3~4年分の手持ち工事量を確保しており、当面は輸出の増加が続くと知識経済部は説明している。
今年の船舶輸出は昨年より26%多い540億ドルを予想している。
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輸出32.8%減…覚悟はしていたが減りすぎた(2)
国別では米国向けの輸出が21.5%減ったほか、日本向けが29.3%減、中国向けが32.2%減など、ほぼすべての地域で輸出は厳しさを増していた。
対中輸出は昨年12月と同様に減少傾向が続いた。
欧州連合(EU)向け輸出も46.9%の急減となった。
船舶輸出が53.4%減少した影響だ。
知識経済部の鄭載勲(チョン・ジェフン)貿易政策官は、
「一時的に1月に引き渡す船が少なかった。代わりに2月の引渡しは多く、今月のEU向け輸出は改善する」
と話している。
今年の輸出見通しも暗い。
世界経済が回復する兆しは見えず、各国は自国の産業保護のため各種貿易障壁を立てる態勢だ。
国際通貨基金(IMF)は世界経済が今年0.5%の成長にとどまり、貿易量は2.8%減るものとの見通しを先月28日に出している。
米国は景気浮揚のための資金でインフラを建設する際には米国製鉄鋼だけを買うようにする「バイ・アメリカ」法案を作り保護貿易主義に向かう兆しを見せている。
知識経済部は会見資料で、
「実体経済の低迷が先進国・開発途上国を問わず厳しくなっており、当面は輸出減少が続くだろう」
と指摘している。
韓国開発研究院(KDI)は今年の輸出が昨年より17.4%少ない3585億ドルにとどまるとの見方を先月末に発表した。
韓国経済研究院のソン・ウォングン博士は、
「主要20カ国・地域(G20)議長団国としてリーダーシップを発揮して各国が保護貿易措置を取らないようにすべきだ」
と話している。
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