09/02/02 01:18:06 BE:2098183897-2BP(822)
門戸を開放することは機会と危機を同時にはらんでいる。
昨年まで韓国プロサッカーリーグであるKリーグは1チーム当たり3人ずつ
外国人選手を起用することができた。大部分のチームが契約金が比較的安く、
しかし技のすぐれたブラジル国籍の選手たちを好んだ。
しかし今年に入って小さな変化が生じている。アジアサッカー連盟(AFC)加盟国選手に
限り、外国人選手をもう1人選抜することができる「アジアクオータ制」が適用されるのだ。
この制度の趣旨は、アジア各国の交流拡大を通じて全体的発展をはかるというところにある。
非常に望ましい趣旨だが、韓国サッカーの現実に適用すれば話は違う。
アジアクオータ制導入はKリーグ発展にも没落の起爆剤もなることができるからだ。
”日本主導でクオータ制導入”
アジアクオータ制は導入過程から冴えなかった。何年も前からKリーグでも
アジアクオータ制を要求する声があった。
キム・ソクヒョン仁川ユナイテッド副団長は「東南アジア選手が走ったら南東公団で
働く外国人労動者たちを競技場で引き入れることができる。反応が良ければ
東南アジアにKリーグ中継権を売ることもできる」とし「ヨーロッパリーグで
ヨーロッパ連合(EU)国籍の選手をすべて自国選手として待偶するように
韓国でもアジア圏選手に対しては獲得制限を緩和しなければならない」と主張した。
しかしプロ連盟とKリーグ以外の球団は「意図は良いが、実際に施行すれば
結局マーケティングの利益よりもっと大きな費用を出費する」という
現実的鎖国論が力を発揮した。
韓国がためらう間、日本のJリーグは昨年8月、
アジアクオータ制施行を電撃発表した。鬼武健二チェアマンは
「マーケティング活動及び放送中継権販売などを通じたアジアサッカーの
交流活性化も目的としている」と述べた。Jリーグの発表がある直前まで、
Kリーグは「日本ではアジアクオータ制導入が議題に上っていないと聞いている」と
油断していたため、ガツンとやられた感じだ。
それから2カ月もたたない昨年10月、AFCはJリーグと約束でもしたかのように
2009年AFCチャンピオンズリーグにアジアクオータ制を取り入れることにした。
強い経済力をもとにAFCの主要スポンサーをしている日本が、サッカー行政でも
大きな影響力を行使するのは当然のことだ。ようやく韓国プロ連盟が東西に奔走した。
プロ連盟は11月の取締役会でこの問題を検討するとようやく決め、
ひと月後、アジアクオータ制を施行することになった。
日本になど押されて門戸を開放したわけだ。
中央日報
URLリンク(japanese.joins.com)
続きますよー