09/02/01 00:59:43
(ソウル=聨合ニュース)日本の「元祖韓流」としてよく朝鮮通信使が話題にされる。彼らは幕府の動向
探索、日本人開化などを理由に17-18世紀に集中的に日本を訪問した。朝鮮通信使は幕府の至れり
尽くせりのもてなしを受けたことが分った。一体どのようなもてなしを受けたのだろうか。
ジェームズ・ルイス、英国オックスフォード大教授は日本の幕府が当時の農業生産量の3~12%にの
ぼる莫大な財貨を通信使の接待費として使い、これによる租税増加と労役で動乱が発生するほど不
満が爆発していたと主張した。
ルイス教授は31日「17-19世紀東アジア知識情報の流通とネットワーク」を主題で成均館大、大東文
化研究院が主催した国際学術大会で「文明の価格?17-19世紀朝鮮の日本使節の役割と費用」とい
う提案文を通じてこのように明らかにした。彼は日本の各地方政府と幕府政権は朝鮮通信使接待の
ために「街道の整備、道路建設と掃除、橋脚整備と建設、休憩所建設などを行い、はなはだしくは野
外トイレを建設するまでした」と言った。
彼は1655年には100万石、1682年には300万石の米を朝鮮通信使のために使ったという報告書が
あり、これを1697年の日本の米総生産量基準で比べると、全農業生産量の約3.2-11.8%にのぼると
説明した。続けて「17世紀、日本の国富の最低限3%以上が通信使を応待するのに使われたし、18世
紀にこの費用はもっと増加しただろう」と推定した。
このような莫大な出費は自然に国民に対する租税の賦課につながり、これは日本民衆の不満を刺激
した。ルイス教授は幕府が朝鮮使節団が通る村に特別税を課して多くは労役に数万人を動員したと
通信使が来た1764年に20万名の農民が租税減兔を要求した民乱にも通信使が影響を及ぼしたは
ずだと主張した。
結局、通信使に対するおびただしい支出は幕府としても負担になった。ルイス教授は「19世紀に至っ
て、(通信使接待)費用は破壊的な水準に達し、朝鮮通信使は中止された」と述べた。幕府が発展した
文明国と持続的に交流することを望んだが、おびただしい費用のため、結局持続できなかったという
ことだ。
一方、この日の学術大会には「18-19世紀、知識情報の流通メカニズム」(チン・ジェギョ。成均館大)、'
「8-19世紀、朝鮮社会の西洋医学受容の様相」(シン・ドンウォン。カイスト)、「作者の肖像、東アジア
図書史の一側面」(オキ・ヤスシ、東京大学)などの論文発表と総合討論が行われた。
ソース:NAVER(韓国語) 日で王のようにもてなし受けた朝鮮通信使
URLリンク(news.naver.com)
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