09/01/31 10:04:23
広東省広州市越秀区のパソコン販売店内で30日午後7時半ごろ、20歳男性が左胸の
ポケットに入れていた携帯電話が爆発した。男性は頸からの出血がひどく、死亡した。
広州日報が伝えた。
隣にあるコンビニエンス・ストアの店員によると、午後7時半ごろ壁を通じて「バン」という大きな
音が聞こえた。パソコン店から店員が飛び出して助けを求めたので、駆け付けると同店の
入口近くで男性ひとりが血まみれで倒れていた。
倒れていた男性は同市外の出身で20歳。パソコン店での勤務中で胸ポケットに入れていた
携帯電話が爆発したという。知人によると、男性は最近、携帯電話の電池を交換した。
携帯電話や電池のメーカーは分かっていない。
駆け付けた医師によると、男性は現場で死亡が確認された。警察は、爆発の原因などを
調べている。
中国ではたびたび、携帯電話の爆発事故が発生している。非正規品の携帯電話や電池が
出回っていることも、爆発の危険性を増しているとの指摘がある。特に有名ブランドの類似商品は
「山寨機」と呼ばれ、安価なことで人気が出た。電池容量が正規品より大きいことも「セールス・
ポイント」になっているが、「安全性を無視しているためで、爆発などのリスクは大きい。
事故があった場合にもメーカーが摘発逃れのために所在地を隠して出荷している場合が多いので、
責任追及が困難」とされている。(編集担当:如月隼人)
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