09/01/26 15:18:00
台北・庄司哲也
中台融和の証しとして、中国から台湾に贈呈されたジャイアントパンダのつがいが、
春節(旧正月、26日)の一般公開を前に24日夜、台北市立動物園でお披露目された。
パンダ人気で見物客が殺到することを見越し、同動物園では、入場者を1日当たり
2万2000人に制限して公開する。
恵まれない家庭の子供たちを招いたお披露目の記念式典には、馬英九総統も出席。馬総統
は「かわいいパンダを政治的にではなく、人間的に見るべきだ」と話し、「中国の一地方
として受け入れた」などと批判する野党・民進党などの批判に反論した。
2頭のパンダはオスの「団団(トアントアン)」とメスの「円円(ユエンユエン)」。
05年4月に台湾の国民党の連戦主席(当時)が中国を訪問し、60年ぶりに国共トップ
会談が実現したことから中国側が贈呈を表明。だが、「国内移動で問題ない」とする中国
当局に対し、「国際取引」を主張した陳水扁前政権は受け入れを拒否。中台融和を掲げる
馬政権が受け入れを決め、昨年12月に台北に到着した。
(毎日jp 1月25日 20時57分)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
(写真)
URLリンク(mainichi.jp)