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2009年1月23日、香港メディア「中国評論通訊社」によると、香港の大気汚染がますます
深刻になっており、一部地域ではある指数がWHO(世界保健機関)基準値の10倍を超えて
いることがわかった。
香港大学教授と公共政策チームが大気状態と市民の健康データを基に算出する「達理指数
(Headley Environmental Index)」によると、香港では先ごろ、一部地域で塵の指数が
WHO基準値の10倍超、二酸化窒素と二酸化硫黄が同5倍となった。22日はこの1年で最も
汚染数値の高い1日となり、「100万ドルの夜景」と名高いビクトリア・ハーバーも白く
霞んだ。
香港科技大学の専門家は、霧のように見える白い「もや」は霧ではなく、目に見えない微粒子が最も健康に危害を及ぼすと警告する。香港北部の大気汚染の多くは、中国南部の工場や発電所から出る物質や自動車の排気ガスによるものだという。
香港政府が観測した大気汚染指数でも、一部地域で非常に高い汚染指数を示している。香港ではこれまでに大気汚染による死亡者が6100人を超えており、政府は04年から16億米ドルを投入し大気汚染の改善に努めている。(翻訳・編集/中原)
(Yahoo!ニュース1月26日12時32分)
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