09/01/25 22:40:08
旧正月の元日 馬英九は李登輝に新年の挨拶へ
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旧正月の元日、「馬李」が再会!
消息筋によると、馬英九総統は26日に翠山荘(*1)を訪問することを決め、
新年の挨拶をするとともに国政について意見をもらうという。
双方は先週のうちに時間を最終調整しており、
「老長官」から意見をもらいたいという馬英九の希望に、李登輝も喜んで歓迎の意を示した。
これは昨年3月28日の「李馬会(李登輝・馬英九会談)」の後、初めて二人が会う場ともなる。
総統府筋の高官は馬李の関係が非常に良好であることを証明している。
馬英九が台北市長選を戦うとき(*2)、李登輝は国民党の主席として候補に指名するとともに、
馬の選挙を強力にバックアップした。馬が台北市長の在任中も李は多くの意見を与えた。
馬の李に対する尊敬は相当のもので、春節の新年挨拶を使って意見を請うのは、
よいタイミングと言える。
消息筋によれば今回の階段は馬英九が積極的にコンタクトを取ったといい、
李登輝によって時間が決められて、旧正月の元日に会うことが先週決まったという。
馬英九はまた新年の挨拶の機会を使って李登輝から国政に関する意見を請うつもりで、
その中には現在の経済問題、台日関係、台米関係など国家の大政に係る全てについて
李から教えを請うつもりだという。
馬英九が就任以来、馬政府に対する李登輝の態度は持ち上げることよりも非難が多かった。
しかし、両人の個人的なやり取りは良好だという。李登輝の腹心とも言える彭榮次を
次の亜東関係協会(*3)の会長にし、台日関係を強化しようという意思を形にしたことも、
李から高く評価されている。
昨年の総統選挙の前、馬英九はやはり新年の挨拶をしようとしていたが、
時期が合わずに賀状と贈り物を友人に託して翠山荘に届けていた。
その後、総統選挙で当選した後の3月28日に、意見を請う訪問の一番手として、
蕭萬長副総統とともに翠山荘を訪ねて李登輝に挨拶をしていた。
★ ソースは、中国時報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLリンク(news.chinatimes.com) (中国語・繁体字)
★ 訳註。
(*1) 李登輝元総統の住まいの名前。
(*2) 1998年の台北市長選挙のこと。当時の陳水扁市長との選挙戦。
(*3) 国交のない中華民国(台湾)との実質的な実務を行うための窓口機関。
彭榮次は2月以降に就任予定。
★ 関連スレ。
【台湾】馬英九氏、不仲説報じられる李登輝前総統を表敬訪問 李氏「クリーンな政府を」[03/28]
スレリンク(news4plus板) (dat落ち)
とか。