【毒ギョーザ】省政府が横流し斡旋 「天洋食品は被害者。日本人が犯人」 中国当局の報道を信じ、新たな中毒発生[01/24]at NEWS4PLUS
【毒ギョーザ】省政府が横流し斡旋 「天洋食品は被害者。日本人が犯人」 中国当局の報道を信じ、新たな中毒発生[01/24] - 暇つぶし2ch1:ニライカナイφ ★
09/01/24 20:53:24
◆中国製ギョーザ、省政府が横流し斡旋 新たな中毒も

一昨年12月に起きた中国製冷凍ギョーザによる中毒事件後、
製造元の「天洋食品」(河北省石家荘市)が売れ残った大量のギョーザを、
地元政府の斡旋で同省内の鉄鋼工場に横流し、
新たな中毒事件を引き起こしていたことが24日までに分かった。

「中国国内での毒物混入はない」と断定した中国当局の発表を信用したためで、
同省関係者もギョーザを食べた従業員も危険性について認識していなかったようだ。

河北省の国有企業幹部によると、日本との取引を中止され、経営難に陥った
天洋食品を救済する為、地元の国有企業を管轄する同省国有資産管理監督委員会は
同じ国有企業の同省鉄鋼グループに対し、売れ残った10万食以上のギョーザの
購入を持ちかけた。

ギョーザは同グループ傘下の唐山、承徳、張家口など各地の子会社で
無料配布されたが、それを食べた複数の従業員が下痢や嘔吐などの
中毒症状を訴えたという。

「唐山鉄鋼」の50代の男性従業員は「昨年5月ごろに会社からギョーザを
数袋もらったが、同僚の中にギョーザで体調を崩し入院した人もいるため、
しばらくして回収された」と証言した。

配布された際に「日本で中毒事件を起こしたギョーザ」と社内でうわさになったが、
多くの従業員は気にせずに食べたという。
日本での中毒事件は中国でも報道されたが、中国公安省は昨年2月に記者会見で
「中国国内での毒物混入」を否定したため、「日本での混入説」はほぼ既成事実として
中国で認識された。

多くの中国メディアは「工場内の安全管理に問題なし」として「天洋食品」を
事件の被害者のように報じたため、一般市民からも同情が集まっている。
横流しを斡旋した地元政府は、ギョーザの危険性についてまったく認識していなかった
と関係者は証言した。

鉄鋼工場で起きた新たな中毒事件について、中国当局は
昨年夏ごろにはすでに把握し、外交ルートを通じて日本に伝えた。
しかし、中国国内では、その事実は伏せられ、まったく報道されておらず、
工場周辺では、未だに「日本人犯人説」が一人歩きしているのが現状だ。

                  ◇

【中国製ギョーザ中毒事件】
2007年12月から08年1月にかけて、中国河北省石家荘市の天洋食品が
製造した冷凍ギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が食中毒となり、
製品から有機リン系殺虫剤メタミドホスを検出。
中国側は中国での故意の混入を一貫して否定してきたが、
中国でも中毒被害が発生。事件の真相は依然、解明されていない。

MSN産経ニュース 2009年1月24日20:22
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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