09/01/24 08:46:05
(ソウル=聨合ニュース)サムスン電子とLG電子など韓国国内の電子業界の代表走者が全世界的な
景気沈滞の余波で直撃弾を受けたが、海外競合会社に比べれば相対的に良好な成績をおさめた。
去年11月から米国発の金融危機が実物経済に移行し消費心理が急速に萎縮する中、両社の去年四分
期売上げと営業利得は墜落した。サムスン電子は23日、四分期連結基準で7千400億ウォン(本社
基準9千400億ウォン)の営業損失を記録、2000年三分期実積公開(IR)を始めて以来、初めて分期営
業赤字を出したと明らかにした。LG電子も四分期連結基準営業利益が1千14億ウォンで、前分期(5
千705億ウォン)の5分の1に減り、本社基準では3千98億ウォンの営業損失を記録した。四分期実
積の悪化によって二つの会社が去年達成した眩しい年間実積は色あせた。
サムスン電子は去年世界連結基準で年間売上げ118兆3千800億ウォンを記録して史上初めて100
兆ウォンクラブに加入し、5兆7千億ウォンの営業利益を出した。LG電子は去年売上(49兆3千330
億ウォン)と営業利益(2兆1千331億ウォン)でどちらも史上最大記録を達成、サムスン電子よりもっと
派手だった。
このようにサムスン電子とLG電子が去年下期の景気沈滞の高波を避けられなかったが、半導体、携
帯電話、デジタルテレビなど市場で海外競争会社との格差はもっと大きく開いた。世界最大の家電企
業である日本のソニーは来る3月までの2008会計年度に1千500億円(約2兆3千億ウォン)の純
損が予想される、と明らかにして、売上高予測値を9兆円から7兆7千億円に下方修正した。ソニー
が年間純損を出すの14年ぶりだ。日本と台湾などのDRAM半導体企業等もサムスン電子半導体
部門よりずっと赤字幅が大きい。このため、市況回復期になった場合、私たちの企業が技術力とシェ
アで優位な領域で、最大受恵者になることができる、という見込みが出ている。
◇携帯電話が'親孝行'=電子製品が大部分不振だったが、韓国産携帯電話は親孝行だった。サムス
ン電子は今年目標にした2億台販売に340万台不足ではあったが、1億9千660万台を売って史上
最大販売記録を更新し、LG電子は1億70万台販売で史上初めて1億台クラブに加入した。一方、ノ
キアの四分期純利益は前年同期比69%減少し、市場シェアも下落した。ソニー・エリクソンは三分期赤
字を出したのに続き、四分期には赤字幅がもっと大きくなり、年間販売台数も9千660万台とLG電子
に後れを取った。こんな余勢を駆ってサムスン電子とLG電子は今年、携帯電話市場でスマートホン
など高価格製品と低価格ホンを同時に売り出してシェアをもっと拡大させて行く方針だ。
◇半導体'苦戦中も善戦'=半導体市場は去年四分期が一番大変だった領域だ。景気沈滞で需要が
急減したうえにDRAMとNAND型フラッシュメモリ価格が大きく下落した。サムスン電子半導体部門は
連結基準で売上げ4兆8千100億ウォン、営業損失6千900億ウォンを記録して営業利益率がマイ
ナス14%だった。しかし同期間、海外DRAM企業等の成績表はずっと悲惨だった。台湾のナンヤ・テク
ノロジー(南亜科技)は四分期営業利益率がおよそマイナス105.6%だったし、ドイツ・キマンダとナンヤ
の合弁会社であるイノテラもマイナス57.9%を記録した。マイクロンは去年8月29日から同年12月4
日まで2009年1分期(自社基準)でマイナス47.9%の営業利益率を見せた。
サムスン電子は「たとえ-14%の営業利益率を記録しても、主要競争会社が大部分、大幅な赤字を見
せて競争企業との格差及び市場シェアはもっと拡がった。今年の需要予測が不透明な状況や、景気
沈滞の中でも技術競争力格差を拡大して収益性向上に力を注ぎ、業界のリーダーシップを強化する
機会として活用する」と明らかにした。
(後略)
ソース:daum/聯合ニュース(韓国語) <サムスン.LG電子、海外競争社対比'良好'>
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