09/01/23 17:53:07
◆運動しなくてもやせる薬、国内で開発
服用するだけで体内の環境が長期間にわたり小食・運動を続けてきた状態に変わり、
肥満・糖尿病・脂肪肝・高脂血症などの代謝性疾患を同時に治療できる技術が、
国内研究陣によって開発された。
忠南大医大のソン・ミンホ-クォン・キリャン教授チームがバイオベンチャー企業
マージェンスと共同でNADH(細胞内で信号を伝えたりエネルギーを作る基本物質)を
減少させる薬物を開発し、これが代謝性疾患の治療に優れた効能があることを
確認した、と明らかにした。
研究チームによると、今回開発した新薬物質(MB12066:βL)をマウスに
8週間注入した結果、体内脂肪の33%が燃焼して体重が減ったほか、
コレステロールは36%、中性脂肪は18%減少し、血糖降下効果もあったという。
ソン教授は「実験室レベルの毒性試験結果で副作用は表れなかった。
米国・ヨーロッパ・日本など53カ国に81件の薬物標的および物質・剤形・
用途特許を登録または出願した」とし「米国で前臨床を終え、
今年上半期に国内で人を対象にした臨床試験を行う予定」と説明した。
今回の研究結果は肥満・糖尿病分野の国際ジャーナル「糖尿病」電子版に
最近掲載された。
中央日報 2009.01.23 15:58:11
URLリンク(japanese.joins.com)