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「鼻を触ると男の子を授かる」 韓国・済州島の伝統的な石像『トルハルバン』 荒川区に寄進
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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『鼻に触ると男の子を授かる』と説明する済州市の姜宅相市長
荒川区に友好都市の韓国・済州市から「トルハルバン(石のおじいさん)」と呼ばれる
石像二体が寄贈され、三十一日、区役所前の荒川公園で、像のお披露目が行われた。
済州島の象徴とされるトルハルバンが寄贈されるのは兵庫県三田市に次いで二番目。
トルハルバンは済州島の伝統的な石の守り神で、大きな目と丸い鼻、腹に両手を合わせた姿が
特徴。災いを防ぎ、平和をもたらすとされ、村の入り口や主要施設の正門前などに置かれる。
寄贈された二体は荒川公園に設置され、高さ二メートル(埋設の台座一メートルを除く)
計約五トンの玄武岩製。右手が上のものが文官、左手が上のものが武官を表している。
横なぐりの雨のため区役所一階ロビーに変更して行われた式典には、済州市の姜宅相市長ら
済州市一行や在日本大韓民国民団(民団)東京荒川支部、区関係者ら約六十人が出席した。
姜市長は「トルハルバンは荒川区と済州市の和合と平和の実を結んでくれると思う。
荒川区は二年前、済州市が台風被害を受けたとき、真心のこもった義援金を送ってくれた。
(荒川区と済州市の友好は)グローバル化の時代に、ともに繁栄していく大きな原動力になる」とあいさつ。
西川太一郎・荒川区長は「日韓のかけはしを強化するために多くの市民がそれぞれの分野で活躍
した結果。トルハルバンが交流の象徴として愛される存在になることを期待している」と感謝の
言葉を述べた。 (中里宏)