09/01/22 12:17:17 BE:677970645-2BP(222)
>>1の続き
雇用の悪化はサービス業の不振と無関係ではない。昨年第4四半期に卸小売・飲食宿泊業は、前四半期比マイナス5.3%、
運輸・倉庫・通信はマイナス3.3%、金融・保険はマイナス0.3%を記録した。不動産と株式の価格下落も消費心理の悪化要因
となり、これが再びサービス業を悪化させたと、統計庁は説明する。
韓国銀行の崔春新(チェ・チュンシン)経済統計局長は、経済見通しを発表した昨年12月中旬に比べ、景気の鈍化速度は
予想を上回る速さをみせていると指摘。世界的な景気低迷の影響で、企業の輸出や個人の所得も減り、景気が悪化していると説明した。
こうしたなか、専門家らは韓国経済が本格的な景気低迷気に入ったとみて、財政支出の拡大、金利引下げなど全方位に向けた
景気浮揚作を動員すべきだと強調している。
サムスン経済研究院は、政府の財政政策の上半期早期執行と基準金利の引き下げ、さらに必要があれば追加の財政支出も
準備すべきだと述べている。
韓国開発研究院(KDI)は、国民の合意を通じた積極的なマクロ経済政策が切実だと指摘した。
また、経済危機が社会問題に転移する可能性も大きいだけに、景気浮揚作とともに社会安定ネットワーク強化などの政策も必要だと
する声も上がっている。
昨年第4四半期の景気悪化には、世界的な景気低迷に伴う輸出不振が大きく影響した。同期間の製造業の前四半期比成長率は
マイナス12.0%で、前四半期(0.3%)から垂直に落下した形だ。
関連統計が始まった1970年以降、前四半期比ベースとしては最悪の数値。こうした製造業悪化の主な要因は輸出不振で、財貨輸出
は昨年第4四半期に統計始まって以来最低となる11.9%の減少を記録している。
さらに、輸出不振はことしも続いている。関税庁によると、年初から20日までの輸出額暫定値は124億7300万ドルで、
前年同期に比べ28.9%少ない。月間輸出は昨年11月以降、3カ月連続のマイナスになる見通しだ。
雇用の悪化は内需を抑圧している。統計庁の資料では昨年12月の就業者数は2324万5000人で、前年同月に比べ
1万2000人少ない。新規就業者数がマイナスを記録したのは、2003年10月以来のことだ。
就業者増加幅は昨年3月から同12月まで、7カ月続けて20万人を下回っている。
10月は9万7000人、11月は7万8000人まで鈍化し、ついに12月はマイナスに転じた。
雇用の悪化はサービス業の不振と無関係ではない。昨年第4四半期に卸小売・飲食宿泊業は、前四半期比マイナス5.3%、
運輸・倉庫・通信はマイナス3.3%、金融・保険はマイナス0.3%を記録した。不動産と株式の価格下落も消費心理の悪化要因
となり、これが再びサービス業を悪化させたと、統計庁は説明する。
韓国銀行の崔春新(チェ・チュンシン)経済統計局長は、経済見通しを発表した昨年12月中旬に比べ、景気の鈍化速度は
予想を上回る速さをみせていると指摘。世界的な景気低迷の影響で、企業の輸出や個人の所得も減り、景気が悪化していると説明した。
こうしたなか、専門家らは韓国経済が本格的な景気低迷気に入ったとみて、財政支出の拡大、金利引下げなど全方位に向けた
景気浮揚作を動員すべきだと強調している。
サムスン経済研究院は、政府の財政政策の上半期早期執行と基準金利の引き下げ、さらに必要があれば追加の財政支出も
準備すべきだと述べている。
韓国開発研究院(KDI)は、国民の合意を通じた積極的なマクロ経済政策が切実だと指摘した。
また、経済危機が社会問題に転移する可能性も大きいだけに、景気浮揚作とともに社会安定ネットワーク強化などの政策も必要だと
する声も上がっている。