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現代自の昨年売上高5.1%増、為替変動が影響
【ソウル22日聯合ニュース】現代自動車は昨年、世界的な景気低迷で販売台数が減少したものの、
為替変動の影響で売上高が増加するなど、厳しい経営環境の中でも比較的に好成績を残した。
現代自は22日、汝矣島証券先物取引所で行った企業説明会で、昨年の業績を販売166万8745台、
売上高32兆1898億ウォン(約2兆826億円)、営業利益1兆8772億ウォン、
当期純利益1兆4479億ウォンと発表した。
国内の販売台数をみると、「ジェネシス」「ソナタ・トランスフォーム」「アバンテ」「i30」など
主要乗用車モデルの販売好調にもかかわらず、労使交渉の長期化による生産減と景気低迷で57万116台と、
前年比8.7%減少した。その半面、輸出(海外工場生産分を除く)は欧州での「i30」の販売増加と
新興市場の需要拡大で2.1%増の109万8629台を記録した。昨年の総販売台数は前年比1.9%減の
166万8745台にとどまった。
販売実績が減少したにもかかわらず、売上高は前年比5.1%増加し、過去最高だった2007年
(30兆6197億ウォン)の記録を更新した。これは為替変動によるもので、昨年の場合はドルが
前年比で19.1%、ユーロは25.7%高くなったと現代自は説明した。また、「ジェネシス」など
高付加価値車両の販売と輸出台数の増加も売上高増加に影響を与えたという。
しかし営業利益は、海外優秀ディーラー確保やブランドイメージ向上などの未来競争力確保に向けた
マーケティング費用が増したことで3.5%減少し、営業利益率も5.8%で前年比0.6ポイント下落した。
当期純利益も前年比13.9%減少した。
主要海外市場での販売実績は、米国の場合は40万2000台を売り上げ市場シェアが3%を超えた。
欧州地域は29万台。中国では中国型「アバンテ」の効果などで前年より27.1%多い29万5000台、
インドでは「i10」が人気を博し49.6%増の48万9000台をそれぞれ販売した。東欧州、アジア・中東、
中南米などの新興市場でも現地経済の好調や商品競争力を基に19.5%増え、78万7000台を記録した。
現代自は、厳しい営業環境にもかかわらず、販売地域の多角化や中小型車両の競争力を背景に、
世界の主要市場でライバル社に比べ優秀な業績を収めたと話した。また、ことしは不安定な営業環境を
克服して持続的な成長基盤を確立するため、柔軟経営体制強化、地域別販売戦略特化、核心競争力向上、
グリーン経営本格推進を4大経営方針に確定したと説明した。
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