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◆「韓国のスキー場、スイスより使用料が高い」
国際スキー連盟会長が苦言
「江原道のスキー場の1日の使用料が、スイスよりもはるかに高いのでびっくりしました。
多くの韓国人がスキーに行きたがらないのは当然だと思います」
国際スキー連盟（FIS）のカスパー会長（65）＝写真＝は、韓国におけるスキーの普及について苦言を呈した。
19日、スノーボードの世界選手権大会が開かれている江原道横城郡の現代星宇リゾートで記者と会ったカスパー会長は
「関連団体が一定額の支援を行うといった対策を講じ、より多くの人々がスキーを楽しめるようにしていくべきだ」と強調した。
カスパー会長は1998年から11年にわたってFISの会長を務めており
また2000年からは国際オリンピック委員会（IOC）の委員も務めるなど
世界のウィンタースポーツのトップに立っている人物だ。
そのカスパー会長は、韓国のスキー界にフィギュアスケート（キム・ヨナ）やスピードスケート（イ・ギュヒョク）のような
世界トップクラスの選手がいないことを残念がり
「ほどよい身長があり、瞬発力や柔軟性を兼ね備えた韓国人は、スキー選手として理想的な体型だ。
幼児からの体系的な選手育成システムを確立しさえすれば、韓国はすぐにスキー先進国になれる」と指摘した。
また、2018年冬季五輪の招致を目指す江原道平昌郡と、今大会が開かれている横城郡の競技施設について
「すぐにオリンピックを開いてもいいと言えるレベルだ」と評した。
今回の韓国訪問で、江原道のスキー場をすべて視察したというカスパー会長は
「個人的には、今度は平昌に冬季五輪を招致できればよいと思う。
ウィンタースポーツで最も大きな比重を占めるスキーで世界トップクラスの選手を輩出できれば
さらに有利になるだろう」と語った。
ソース：朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 2009/01/21 15:56:31
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画像：国際スキー連盟 カスパー会長
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