09/01/19 04:40:49
(写真=遊泳する国際宇宙ステーション)
URLリンク(imgnews.naver.com)
昨年、韓国が初の宇宙飛行士を輩出したのに続き、来る2012年には国際宇宙ステーション(ISS)で、
韓日両国共同の宇宙実験を進行する方案が推進される。
18日、韓国航空宇宙研究院(KARI)によれば、宇宙実験を通じた有人宇宙技術の確保と、宇宙での
新技術の先行獲得などのために宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、国際宇宙ステーション内
で共同宇宙実験を推進する方案を協議している。
来る2012年頃に成り立つこの韓日共同宇宙実験は、ISS内の日本の実験モジュールである『きぼう
(KIBO)』を活用して進行するもので、韓国は『きぼう』でMUE(Mission Unique Equipment)を開発して、
日本はこの実験装備に対する打ち上げと運営を担当する事になる。
日本のJAXAが、韓国側に使用を推進している『きぼう』の実験装置(空間)は、『多目的小型ラック
(MPSR=Multi-Purpose Small Rack)』で、ISSで出来上がった様々なな宇宙実験結果は、両国が共有
して活用するという計画だ。
この為、韓国航空宇宙研究院はソウル大に、「ISSの活用宇宙実験方案及び、国際協力方案導出」という
課題を委託、韓国内の航空・宇宙分野の専門家を対象に、宇宙実験が必要な研究分野と開発可能な
装備などに関した意見収集の調査に取り掛かった。
韓国航空宇宙研究院は、来る4月までに専門家の意見収集を終え、来る下半期までに実験候補と研究
実験分野、開発装備などを定めた後、2010年から具体的な装備の開発などを行う計画だ。
ISSのある宇宙空間は超真空、微細重力(無重力)の状態で、重力の影響を受ける地球に比べて物理や
化学、新素材、医学、ライフサイエンス、宇宙及びアースサイエンスなど、基礎・応用科学の全般にわたり
有利な実験条件を提供している。
これにより、宇宙先進国は既にかなり前から天文学的な費用を掛け、宇宙空間に進出しており、日本も
この10年間に30億ドル(2兆7千800億ウォン)を投入して、有人宇宙実験施設である『きぼう』をISSに
装着した。
我が国(韓国)も韓国内の単独で、昨年初めて宇宙飛行士のイ・ソヨン博士がISSで『ゼオライトの結晶
実験』など、産業的、経済的な活用価値の高い13種の基礎科学実験などを進行した。
航空宇宙研究院の関係者は、「JAXA側とはかなりの部分での共感が作られた状態で、日本が今年
打ち上げる予定の宇宙貨物補給機(HTV)に、我々の実験装備を搭載する予定」と言いながら、「具体的
な実験内容と予算などは、専門家の意見収集と教育科学技術部など、関係部署との協議を経て確定
される」と語った。
ソース:NAVER/大田=聯合ニュース(韓国語)
URLリンク(news.naver.com)