09/01/18 06:51:28 還 nBlagTUQ
>>42
特殊な商品ですから、納入先が限定されているということでしょう。
逆に他からの調達が難しいですから、破綻されると困る(生産できなくなる)企業が
あるということでもありますね。
「東京」ジャスダック上場のエス・イー・エス(株)(資本金72億4592万8731円、東京都国立市東1-4-13、
登記面=東京都青梅市今井3-9-18、代表北島文雄氏、従業員469名)は、1月16日に東京地裁へ
民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けた。
申請代理人は渡邊顯弁護士(東京都港区虎ノ門4-3-1、電話03-5405-4080)ほか4名。監督委員は
井窪保彦弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)。
当社は、1978年(昭和53年)11月に設立された半導体洗浄装置メーカー。半導体製造工程における
半導体・液晶ガラス等の薬液処理装置の製造卸売を行い、関連する研究・保守サービスも手がけ、
91年5月には株式の店頭登録(現・ジャスダック)を果たしていた。また、98年には同業の(株)スガイ
(京都府)と合併して業容を拡大させるとともに、台湾、中国、韓国、アメリカに現地法人を設立して、
バッチ式半導体洗浄装置分野では世界3位のシェアを占めるまでに成長していた。近年は新規事業
として結晶系太陽電池製造装置製造にも進出し、2007年3月期の年売上高は約217億3500万円を
計上していた。
2007年10月以降、半導体メモリ価格の急落から顧客となる半導体メーカーが設備投資を抑制した
ことで受注が落ち込んでいたことに加え、大量受注先の納入期日が顧客側の要請により大幅に
遅れたことも重なり、2009年3月期中間期において連結営業損失を計上していた。
このため、昨年12月には事業所統廃合や人員削減を含めた再建策を策定。さらに金融機関への
支援要請や再生ファンドとの交渉を行っていたものの、2月末の決済資金調達のメドが立たず、自主
再建を断念した。
負債は2008年12月31日時点で約142億7300万円。
なお、当面の仕入代金決済及び販売については、当社の主要受注先である代理店の日本の商社
および韓国における合弁会社のパートナーであるZEUS CO.,Ltdより支援協力を得るとしている。
今年に入って上場企業の倒産は、東新住建(株)(ジャスダック、負債430億円、愛知)、(株)クリード
(東証1部、負債650億8100万円、東京)に続いて3社目。
URLリンク(www.tdb.co.jp)