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【韓国】情報機関関係者が「北朝鮮の南侵が迫っている」とのレポートをマスコミに配布していたことが判明 [01/17]
国家情報院(訳注:韓国の情報機関。旧KCIA)職員が、北朝鮮南侵の脅威を強調した
個人報告書をマスコミ記者らに配布して物議を醸している。
国家情報院所属の情報大学院の金某教授は15日、マスコミ数社の記者らに電子メール
で「対国民安保報告書」を送った。この報告書で金教授は、北朝鮮の南侵が切迫している
と主張した。金教授は南侵について一番重要なことは金正日の決心だとして、既に金正日
は南侵を決心した状態だ、と主張した。
京義線と東海線の連結は南侵のための地雷除去用だ、と金教授は主張した。京義線周辺
の地雷除去は既に実施済みであり、東海線周辺の地雷も除去するために面会所カードを
再び取り出した、と主張した。
また北朝鮮は「3日戦争」などの速戦即決戦略を有しており、これを可能にする核心が長距離
トンネルだ、と主張した。金教授は、「北朝鮮の長距離地下トンネルは、金浦半島と連川地域
のほか金鋼山ダム地域などを通じて、我が国の首都圏や後方奥深くまで入って来ていると
思わねばならない」と主張した。
金教授はこの報告書を通じて、「大統領と政府、とりわけ国防部に対して、長距離地下トンネル
に対する対策を含んだ全方位的な南侵防止策の確立を求めるべきだ」と主張した。
諜報学専門家である金教授は現在、情報大学院で海外情報分野教育を担当している。
これについて国家情報院は報道資料を通じて、「教授個人の主観的判断による意見であり、
国家情報院の公式報告書や論文ではなく、また国家情報院の立場や見解でもない」と表明
した。
また、「金教授は国家情報院の対北朝鮮部門で勤めた経歴がなく、対北専門家ではない。
所属職員の個人的行動で一部混乱を起こしたことに対して遺憾の意を表明する」とした。
▽ソース:ベータニュース(韓国語)(2009-01-17 22:18)
URLリンク(www.betanews.net)